ナノシリコンコート |
浸透性遮水・防水剤 |

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ナノの効果がコンクリートの白華抑制、
「ナノシリコンコート」はナノオーダーの成分が素地内部に深く浸透して改質し、従来の概念を越えた遮水力を発揮します。表面だけではなく内部から保護する |
ナノシリコンコートの効果・特徴
ナノシリコンコートは水や汚れをシャットアウトします。
ナノシリコンコートはクラック部でも、遮水します。
コンクリート構造の毛細管や隙間を内部から埋めていくことにより、コンクリート表面を保護し劣化防止に役立ちます。
●人工的クラック試験による遮水効果
コンクリート板を分割した後に継ぎ目を合わせて紐で縛り、人工的にヘアクラックを作成しました。その後、クラック周辺にナノシリコンコートを塗布しました。ナノシリコンコートの乾燥後に、水滴をかけると表面に水玉を形成し、内部にはほとんど浸入しません。
ナノシリコンコートはコンクリート自体の界面張力を高めて遮水層を形成し、優れた遮水効果を発揮します。
注:実際の施工には大きなクラック(0.3mm以上)やジャンカなどは、必ず事前に必要な処理を行ってください。
防汚暴露試験(18ヶ月後)
全面の汚れを除去した後、壁の一部(点線枠内)ナノシリコンコートを塗布しました。未塗装部(左側)には汚れの付着とカビの発生により黒ずんで見えます。一方で、ナノシリコンコートを塗布した箇所(中央の点線枠内)には汚れやカビの付着・発生していません。また、他社製撥水剤(右側)を塗布した場所は雨垂れの跡が残っています。
コンクリートの表面に付着した大気中に含まれる塵埃を栄養源として、コケなどの藻類が繁殖します。そして、藻類に含まれるアミノ酸を栄養源としてカビが発生します。仕上材表面のコケやカビを長年放置しておくと白華(エフロ)と同様に外観が損なわれるだけでなく、仕上材の劣化や強度低下につながるおそれがあります。
ナノシリコンコートは仕上材内部に浸透して改質し、遮水層を形成します。内部改質+表面保護のダブルの働きにより、長期的な防汚効果を持続します。
白華現象(エフロ)を抑制します。
3ヶ月間継続的に白華促進試験を行いましたが、ナノシリコンコートを塗布側には白華が生じていません。
![]() | ※エフロ=エフロレッセンス (effloresence)の略。セメントの水和生成物である水酸化カルシウムがコンクリート内部の細孔溶液に溶け出し、炭酸ナトリウムを含む水分が微細毛管中を移動して表層部分で析出する現象。 |
構造物を汚れやカビから保護します。
ナノシリコンコートを塗布すると、数年後にはこれだけの差がでます。
塗布側(右側)はカビや汚れなどの発生を抑制してることが確認できます。
(写真は塗布から5年後に撮影)
タイル目地からの漏水、目地への水の浸入を防ぎます。
目地への水の浸入、目地からの漏水、白華(エフロ)などのトラブルはナノシリコンコートが解決します。左の写真に写ってる建物は、数回にわたりタイル目地の従来の漏水止水補修が行われましたが、漏水が解決しませんでした。ナノシリコンコートを塗布したことで、ついにタイル目地からの漏水が止まりました。
ナノシリコンコートはコンクリート内部に深く浸透して遮水層を形成します。この遮水層は、目地からの水や劣化促進物質の浸入を阻止すると同時に、コンクリート内部を改質します。このダブルの効果で、構造物の耐久性向上にも役立ちます。
ナノシリコンコートの施工事例
![]() ライムコートなどの セメント系仕上材に 土壁風のセメント系仕上材は吸水性が有るために、藻・カビが付着する場合があり、美 観を損ねると同時に仕上材の劣化にもつながります。ナノシリコンコートを塗布する事で 上記の問題は無くなり、永く美観を保つ事ができます。また、当社ハイブリット系仕上材に も防カビ・防汚に効果を発揮します。 |
![]() タイル目地の補修 タイル目地からの漏水は、白華現象(エフロ)発生の原因となります。また、常に余剰な水がコンクリート表面に染み出ることで、水が二酸化炭素と結合しアルカリ中性化を招く原因ともなるため、早期の措置が必要となります。タイル目地の防水・撥水には、ナノシリコンコートが効果的です。一見美しい外観を保つタイル張りの建物も、タイルの裏側から劣化が進み、タイルの剥離や落下といったトラブルが生じるおそれがあります。 |
![]() 木造建築の保護に 木製サッシ・ウッドデッキ等にも遮水効果を発揮して木材保護に役立ちます。また、文化財的な木造建築にも有効です。 |
![]() 打継ぎ面の補修 大型や複雑な構造物の場合には、打継ぎ面の処理が必要となります。ナノシリコンコートは構造物の耐久性と信頼性を高めます。すでに年数を経た構造物に対しても、ナノシリコンコートを塗布することで、コンクリートを蘇らせ延命させます。 |
![]() 降雪地帯の外壁 降雪地帯における建物は、冬季には、コンクリートが常に水に接し、また凍結融解によるトラブルが発生しやすい環境にあります。 ナノシリコンコートは、コンクリート内部への水の浸入をシャットアウトすると同時に、コンクリート内部の成分を安定化させることで、凍結融解の問題にも効果を発揮します。 |
![]() フッ素樹脂仕上げの コンクリートにも効果的 従来、フッ素樹脂膜を上塗り塗装で補修することは不可能であると言われていましたが、ナノシリコンコートはフッ素皮膜の上からもコンクリート内部に浸透し、ヘアクラックを埋めていきます。 ヘアークラックは乾燥後(24時間経過)には、目視できなくなります。 |
![]() 打ち放しコンクリート外壁に最適 |
![]() 木質仕上げの保護にも役立ちます |
![]() 公共インフラに最適 |
ナノシリコンコートの施工手順
コンクリートの状態によって必要な塗布量が異なります。
必ず本工事実施の前に試験を行い、飽和状態(ナノシリコンコートが浸透する上限量)を確認してください。
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温度確認(-20℃以上、60℃以下) | ||||||||||||||
| ガラス、アルミ、化粧タイル、桶、手摺、自動車など。 ※ガラス部分に付着すると、曇りが生じるおそれがありますのでご注意ください。 |
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| 大きなクラック(0.3mm以上)、ジャンカ等の補修を行ってください。 | |||||||||||||||
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アルカリ洗浄剤を使用し、高圧洗浄機及びブラシ等で表面のカビや藻類などの汚れを落としてください。 ※酸性の洗剤を使用した場合は、ナノシリコンコートを塗布できません。 必ず中和処理を行ってください。 ※カビ、藻類の除去には、次亜塩素酸ソーダなどが有効です。 |
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| ナノシリコンコートを塗布します。使用道具はローラー、刷毛、噴霧器を用います。飽和状態となるまでしっかりと塗布してください。 ※2回分けて塗布する事をお勧めします。 ナノシリコンコート塗布量の目安
施工実施前に試験施工を行い、必要な使用量をご確認ください。 ※石材に塗布する際は材質によって使用量が異なるため、 事前に弊社または代理店までお問い合わせください。 |
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| 養生材を撤去し、施工は終了です。撤去後の養生材は指定された場所に破棄してください。 |
注意事項:
※ナノシリコンコートの塗布量を正しく守ることにより、効果を最大限に引きだすことができます。
※コンクリートの表面に剥離剤やフッ素コーティングが付着している場合は、噴霧器の使用は避け、
必ずローラーか刷毛を使用してください。
※噴霧器を屋外で使用する際は、飛散の恐れがありますのでご注意ください。
※酸性の洗剤を使用した場合は、ナノシリコンコートを塗布することはできません。
必ず中和処理を行ってください。
※-20℃以下の環境では使用ができません。
※0℃以下の場所に保管しないでください。
ナノシリコンコートの遮水層が構造物をしっかりと守る。
| コンクリートを 緻密にして、 改質します。 |
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| 内部まで深く 浸透し、 コンクリートを 回復 |
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| 鉄筋のサビ汁はコンクリートからのSOS | ![]() |
鉄筋コンクリート構造物内の鉄筋は、コンクリートの高いアルカリ性のもとで不動態被膜に覆われています。この不動態被膜は錆の発生を防ぎます。しかし、空気中に含まれる二酸化炭素がコンクリート中の微孔空僚やひび割れを伝って内部に浸入すると、コンクリートのアルカリ性が中和され(中性化)、鉄筋の不動態被膜が不安定になります。海水や海砂に含まれる塩分もまたコンクリート内の鉄筋に有害な影響を与え、コンクリートの中性化に関わらず鉄筋の不動態被膜を消失させます。沿岸地域におけるコンクリート構造物の劣化が激しいのはこのためです。 鉄筋を保護するバリアともいえる不動態被膜が消失すると外部からの水分と酸素の供給を受けて鉄筋に錆が発生します。また、鉄筋が体積膨張を生じると、コンクリートにひび割れや爆裂を生じます。 ナノシリコンコートは塩化物イオンや二酸化炭素の浸入を強力に阻止し、コンクリートの中性化を予防し、構造物を長期間に渡って保護します。 |
ナノシリコンコートの特長およびデータ
| 特長および使用用途早見表 | ||
| 白華抑制 | ◎ | 白華現象が発生しているコンクリートにも有効 |
| 凍結融解抑制 | ◎* | 有効。だだし、常に水中にさらされている環境では使用不可 |
| 塩害防止 | ◎* | 有効。だだし、常に水中にさらされている環境では使用不可 |
| 中性化防止 | ◎ | 有効。だだし、常に水中にさらされている環境では使用不可 |
| 防苔・防藻 | ◎ | 苔(コケ)が発生しているコンクリートにも有効 |
| 防カビ | ◎ | カビが発生しているコンクリートにも有効(外装のみ) |
| 漏水止水 | ◎ | タイル目地の漏水や、目地への水の浸入防止にも有効 |
| 上塗り塗装 | ▲** | 塗料が上塗りできないため使用不可 |
| 他社撥水剤の上塗り | ◎ | すでに塗布されている他社製撥水剤の干渉を受けません |
| 浸透の深さ | ◎ | 素地によって30mm以上も深く浸透します |
**塗料によっては、ナノシリコンコートが十分に乾燥した後に上塗り塗装が可能となる場合があります。
施工代理店にご確認ください。
| 塗布可能な素地 |
| コンクリート、レンガ、セメント系のボード、タイル目地などの吸水性素地および木材 |
| 試験データ | ||||
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試験項目 | 未塗布 | ナノシリコンコート | 備考 |
| カビ抵抗性 (JIS Z 2911:2000) |
30% 増殖 | 全く増殖せず | カビの培養、28日後の結果発育が認められない。 | |
| 吸水率試験 (JSCE-K571-2005) |
吸水率 3.1 % |
吸水率 0.2 % |
ナノシリコンコートを塗布した試験体には、ほとんど吸水が認められない。 | |
| 透湿度試験 (JSCE-K571-2005) |
透湿量 3.23 g |
透湿量 1.20 g |
ナノシリコンコートを塗布した試験体は、未塗布に比べ、透湿量が少ない。 | |
| 中性化に対する抵抗性試験 (JSCE-K571-2005) |
中性化深さ 8.9 mm |
中性化深さ 4.8 mm |
中性化によってPH値が11より低下すると鉄筋の腐食が始まります。 | |
| 塩化物イオン浸透に対する 抵抗性試験 (JSCE-K571-2005) |
塩化物イオン 浸透深さ 21.8 mm |
塩化物イオン 浸透深さ 0.0 mm |
塩化物イオンはコンクリート中の鉄筋表面の不動態皮膜(水酸化第一鉄 Fe(OH)2)を破壊し 鉄筋の腐食を促進させます。 | |
| 耐候性 (ASTM G53-88*:5000時間) 実際の使用10年以上に相当 |
- | 異常なし | 実際の使用10年以上に相当する耐候性試験を行ったが異常はありません。 | |
| 仕様 | ||
| 成 分 | シリコーン蒸留液(低芳香溶剤) ホルムアルデヒド、カドミウム、総水銀、鉛などの有害物質は含有されていません。 |
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| 使 用 器 具 | ローラー、刷毛、噴霧器 | |
| 荷 姿 | 25 /ポリ容器、4 /ポリ容器 | |
設計単価表
[外装防汚・保護・改質剤 ]| 《外装:防汚・白華抑制・保護剤》 単価:円/u(材工) | |
| ナノシリコンコート | |
| ナノシリコン浸透性超遮水保護剤 | |
| ●新築コンクリート・ライムコート等 | 2,800 |
| ●古いコンクリート・ライムコート等 | 3,800 |
| ●外装ハイブリット系仕上材(FMX等) | 2,200 |
| ●b器質タイル・木材等 | 1,800 |
| ※上記は、300u 標準単価です。 |
| ※スプレーガンは《アネスト岩田 LPH-50 口径0.4o》をご使用ください。 |
| ※塗装する仕上面の凹凸や劣化の程度によって塗布量が変わりますのでご確認下さい。 |
| ※洗浄等の下地処理は別途です。 |
| ※表示価格には、消費税(5%)は含まれておりません。 |
| フッコーの製品一覧 (内装材、外装材、外断熱システム、木製サッシ) | |||||
| 外装材 ※内装材としてもお使いいただけます | |||||
| 内装材 ※内装専用材 | |||||
| コーティング剤(防汚剤) | |||||
| 透水性無機環境舗装材 | |||||
| ナノシリーズ | |||||
| 外断熱システム ECO BODY SYSTEM | |||||
| 木製サッシ | |||||
| オーダーメイドタイル | |||||
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鉄筋コンクリート構造物内の鉄筋は、コンクリートの高いアルカリ性のもとで不動態被膜に覆われています。この不動態被膜は錆の発生を防ぎます。しかし、空気中に含まれる二酸化炭素がコンクリート中の微孔空僚やひび割れを伝って内部に浸入すると、コンクリートのアルカリ性が中和され(中性化)、鉄筋の不動態被膜が不安定になります。